自動車業界のEV
自動車業界の将来はEVに向かっていると考えてもいいかもしれません。まだまだ解決すべき課題は多くありますが、それけでも環境にやさしいということと、電気が扱いやすいという点で大きなメリットがあるからです。何しろ車の大きなリスクとなるのはエンジンということになりますが、このエンジンがないEVはそれだけで大きな魅力となります。円陣がモーターに代わっているわけですが、モーターは安全性という点では、はるかにエンジンに勝っています。
簡単に言えば、エンジンは爆弾を抱えているようなものですが、モーターはプラモデルの動力にも使われるほど安全に扱えるものだということです。となると、安全性を重視する業界としては当然モーターを選ぶことになっていきます。車の部品のほとんどがエンジン回りの部品となっているので、このエンジンが無くなるということは車の部品の多くが無くなり、軽量化も出来ることになります。
モーターの配置も自由になり、さまざまなデザインが可能ともなります。すると、より安全でかつよりデザイン性に富んだ車が出てくることになることが将来的には予想されます。車がより安全で快適な乗り物となるわけですから、この方向性はかなり確実だと考えてもいいでしょう。